昨日は東京マラソンでした。生徒さんも無事東京を駆け抜けていったことと思います。後日お話を伺うことが楽しみです。
それにしてもこうした大舞台では緊張する、という人も多いのではないでしょうか?

本日のマラソン大会でも、会社でのプレゼンでも、もちろん音楽の世界でも、緊張とどう向き合うのかは常に課題です。
ある友人はその昔「本番で緊張しない薬」を貰っていたと聞きました。「本番で緊張しない薬」なんて夢のようですよね。私も欲しいくらいです。

さて、このお薬の正体ですが単なる飴玉。そうです、医薬品の成分は全く入っていません。

ポイントはただ一つ、同じオケメンバーのお医者さんから「緊張に効くお薬だよ」と言って渡してもらうということ。もちろんもらう方も単なる飴とわかっていますが、お医者さんから渡してもらうという行為で「これで本番大丈夫」という自己暗示をかけるそう。一種のプラシーボ効果ともいえるかもしれません。

それにしてもこの緊張はどこからやってくるのでしょうか?
私達は本番に臨むにあたり「本番での成果の期待」が付いてまわります。その期待が大きければ大きいほど、その期待通りになるように自分に強要しているような気がします。

その期待が大きいほど自分への期待とは裏腹に、「あそこで間違えたらどうしよう」「ここで体力が続かなくなるかも」など実行への不安が募り「ミス」することで頭がいっぱいになります。
ミスすることで頭がいっぱい。

この状態はしいていえば、いつも通りの成功している自分を見失い、自分が失敗するように自己暗示をかけているのも同然!
練習中なら上手くいくのに本番で成果が出ない、という悩みもよく聞きますが、それはもしかしたら練習は練習、本番は本番、と自分の中で線引きをしているからかも。

惰性で日々の練習をこなすのではなく、常に本番を意識した練習を考えてみましょう。