私は10代のころから自分のクラリネット演奏に無駄があることに気づいていました。特に手首が弱く腱鞘炎を繰り返していました。またたった二日クラリネットを吹かないでいると、もう楽器を15分以上吹くことが出来なくなっていました。
一般的にはしばらく楽器を吹かずにいるとまず口周りの筋肉が落ちて、いき漏れを起こしたりするのですが、私の場合は、手首が痛くなってしまい15分以上楽器を構え続けることが出来なくなっていたのです。
(クラリネットの持ち方と手首の関係はまた別の機会に書こうと思います)

だから自分では「30歳になったらクラリネットはもう吹けないだろう」という漠然とした恐れから何か違う楽器を始めようと思いました。多くの人には「大人になってからだったらチェロのほうがイイかも」と言われていたのですが、楽器を持ち歩く体力にも不安があったのでバイオリンを選びました。

◇肩関節の軋み―移弦が出来ない!◇

しかし結局、バイオリンも自分の身体の問題で行き詰ることになりました。
とても良い先生に丁寧に基礎から見ていただいていたのですが、ある日先生から、「移弦をするときに肩を回す癖を止めるように」と注意を受けたのです。
自分では肩を回している意識は全くなかったので驚きましたが、すぐその原因が分かりました。なぜか私の肩関節は、「ゴリゴリ・ボキボキ」 と腕を上下に動かすたびに軋みが生じていたのです。自分では全く無意識の動作でしたが、この「ゴリゴリ」とした不快感、「ボキボキ」と肩関節が外れるような感覚を覚える不快感を避けるために、移弦の度に肩を回していたのです。

当時柔道整復師の勉強をしていたバイオリン弾きの友人にも相談したのですが、なぜこのように肩がゴリゴリと軋むのか、首をかしげるばかりで原因も解決にも至らず、首や肩のコリなどもひどくなってきたのもあって、行き詰まりを感じてバイオリン練習を諦めました。

◇もう一度バイオリンにチャレンジしたい◇

最近、ふとまたバイオリンにチャレンジしたいと思うようになりました。
それと同時に、自分の肩や首の痛みなどの不安もまた湧き上がってきました。
でも今の自分なら、「とにかく演奏したい」という欲求を抑制し、より健康的にバイオリンレッスンに向き合うことが出来るのではないだろうか?
そう思い、バイオリンケースを再び開けてみることにしました。
身体の状態が一番なので、もしかしたら途中でまた断念するかもしれませんが、それでも一度チャレンジしてみようと思います。

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