スマホとスマホ首
まだまだ文書作成にはワープロが主流でパソコンはとても大きくてごっついものだった頃、両手に乗る程度の小さいパソコンがありました。 「みどりの小箱」というあだなの小さなパソコンはとても画期的。 憧れの眼差しで見ていると、持ち主がこういいました。 「パソコンのような機械はどこまでも小さく作ることができる。でも人間が使う以上はある程度の大きさより小さくは作れないんだよ」 みどりの小箱は当時としては信じられないくらい小さいパソコンでした。そのキーボードは一文字一文字とても小さくて、注意深く打たないと隣のアルファベットと押し間違えてしまう。成人男性の指ではタッチしづらいものだったのです。 あれから約20年。 固定電話は携帯電話からスマートフォンに、パソコンはデスクトップからラップトップ、タブレットへと、より小さく、より軽く、進化を遂げていきました。フリック入力などキーボードも進化しました。スマホは生活の一部となって手放せないものになりましたが、より便利になると同時に私たちの身体は小さいデバイスに合わせるために窮屈な使い方となってしまっているように感じます。 肩凝り・首凝り、眼精疲労などは窮屈な同じ姿勢を長時間続けることで筋肉が過度の緊張にさらされ、血行不良となることが一因です。 一時的な改善にはサプリメントは医薬品がとても良く効きますね。でももし血行不良になりにくい身体の使い方を手に入れてパソコンやスマホと上手に向き合えたらどうでしょうか? 多くの人は仕事やゲームに熱中してしまうと・・・ ・首をすくめ ・肩をすくめ ・背中を丸めて ・画面に顔を近づけて ・目を凝らして・・・ まるで自分がどんどん細く小さくなって、画面の中に吸い込まれていってしまうような感覚になってしまっていないでしょうか? まずは「まばたき」や「深呼吸」をしてみませんか? まばたきや呼吸をすることで、小さい画面に入り込んでいる自分に気が付くことでしょう。 入り込んでいる自分に気づいたら? 一瞬でいいので画面から目を離して見ませんか? 自分はスマホより大きいんだな!と気が付くことでしょう。